ドイツ北西部の動物園で１日、火災が起き、オランウータンやゴリラなど30頭以上が死にました。地元の捜査当局は、年越しを祝うため、空に飛ばされたランタンが落下して出火したとみて調べています。
ドイツ北西部の町、クレーフェルトにある動物園で１日未明、火災が起きサルの施設が全焼しました。この火災で飼育されていたオランウータンやゴリラ、それにチンパンジーなど30頭以上が死んだということです。
動物園の園長は記者会見で「非常に悲しく、動物園の歴史の中でももっとも重苦しい日だ。絶滅の危機にさらされている動物たちも犠牲になり、悲劇的だ」と話していました。
地元の捜査当局は、ろうそくなどに火をともして空に飛ばす紙製のランタンが落下して出火したとみて、30代から60代の家族の女性、合わせて３人から話を聞いているということです。
ドイツでは大みそかの夜、各地で市民が花火を打ち上げるなどして年越しを祝うことで知られていますが、ランタンの使用は禁止されています。
３人は禁止されているとは知らずにランタンを空に飛ばしたと話しているということです。
動物園の前には２日、犠牲になった動物たちの写真や花などが手向けられ、多くの市民が動物との別れを悲しんでいました。
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January 02, 2020 at 11:52PM
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ドイツの動物園で火災 ゴリラなど30頭以上が死ぬ - NHK NEWS WEB
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