三菱地所などで構成する「四谷駅前地区第一種市街地再開発事業」は1月31日、オフィス・商業複合施設「CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)」を竣工する。
総事業費は約840億円、オフィス・商業・住宅・教育・公益施設がそろう四谷のランドマークとなる駅前約2.4haの大規模再開発。オフィス棟へのテナント入居は3月以降順次、商業ゾーンの店舗開業は2月以降順次、住宅への入居は2月以降順次開始する。
オフィス棟「YOTSUYA TOWER」、商業ゾーン「CO・MO・RE Mall」、住宅「ザ・レジデンス四谷アベニュー」「ザ・レジデンス四谷ガーデン」、教育施設「四谷グローバル スタディスクエア」、公益施設「四谷スポーツスクエア」「四谷クルーセ」などで構成されている。
地下1階~地上2階の商業ゾーン「CO・MO・RE Mall(コモレモール)」には、コンビニエンスストア・食品スーパー・ドラッグストア・100円均一ショップのデイリー物販のほか、クリニック・携帯キャリア・クリーニングなど計39店舗の幅広い店舗を集積させた。
地下1階に「ライフ」、1階「セブン-イレブン」、2階登山用品専門店「デナリ」、「ドトール」などが出店する。
飲食専門店は、ビジネスシーンからデイリーユースまで様々なシーンに使える、昼夜問わず楽しめる多彩なラインアップを揃え、地域に新たな賑わいを創出。2月より順次開業予定で、今夏に全店舗開業を予定している。
オフィスフロアの天井高は2800mmを確保。1フロアの面積は四谷エリアでは希少な約2000m2に及び、圧迫感が少ない快適性の高い空間が次世代のワークスタイルにも対応する。
また、北西側に賑わいの核となる約3300m2の「コモレビの広場」、駅前側に交流空間として約1000m2の「出迎えの広場」を設けるなど緑豊かな空間を創出した。
さらに、地上3階~7階の住宅部分は、敷地南西側の「ザ・レジデンス四谷アベニュー」と北東側の「ザ・レジデンス四谷ガーデン」の2棟で構成(計60戸)されている。
地上3~7階の「四谷グローバル スタディスクエア」には、「日米会話学院(1945 年設立)」などが入居予定。地下2階~地下1階の「四谷スポーツスクエア」は、講演会やバレーボール、バドミントンで利用できる多目的ホール、音楽室、会議室が整備され、地域に開放される。
地上1階~4階の「四谷クルーセ」は、文化国際交流拠点として国際交流基金と国際観光振興機構が入居する。
■CO・MO・RE YOTSUYA
事業名称:東京都市計画事業四谷駅前地区第一種市街地再開発事業
施行者:独立行政法人都市再生機構
事業パートナー:(特定事業参加者) 三菱地所・第5メック都市開発特定目的会社
実施設計・施工:大成建設
基本設計・総合監理・デザインディレクション:日本設計・三菱地所設計共同企業体
事業地区:東京都新宿区四谷1-6
交通:JR各線・東京メトロ南北線「四ツ谷」駅徒歩1分、東京メトロ丸ノ内線「四ツ谷」駅徒歩3分
地区面積:約2.4ha
敷地面積:約1万7900m2
延床面積:約13万9600m2
建物高さ:約145m
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
階数:地上31階、地下3階、塔屋1階
駐車場台数:288台
駐輪場台数:758台
総事業費:約840億円
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January 30, 2020 at 01:17PM
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