
不動産サービス大手のCBRE(東京・千代田)は、今後2年間の平均オフィス賃料の伸び率について、東日本の各都市のなかで横浜(横浜駅周辺、みなとみらい21地区)が最も高くなるとの調査リポートをまとめた。東京都心に比べて賃料が割安なことなどから、企業の進出意欲が旺盛だ。
各都市におけるオフィスの需要動向や新規供給量などを基に予測した。
それによると、横浜の2021年10~12月期の平均オフィス賃料は1坪あたり1万7430円と、19年10~12月期に比べて8.9%伸びる。東京(0.1%低下)や仙台(7.2%上昇)、札幌(6.7%上昇)など東日本の他都市と比べて最も上昇率が高い。全国では福岡(10.9%上昇)、京都(10.4%上昇)に次ぐ3番目の高さだ。
19年10~12月期の横浜の平均オフィス賃料は1坪あたり1万6010円と、東京に比べて3割安い。東京都心にアクセスしやすい利便性もあり、最近はメーカーなどの進出が目立つ。横浜では20年に「横浜グランゲート」と「JR横浜タワー」の2棟の大型ビルが竣工予定だが「ほぼテナントが決定済み」(CBRE)という。
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January 22, 2020 at 02:40PM
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横浜のオフィス賃料 東日本で伸び最高、CBRE予測 - 日本経済新聞
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