新居浜
離島での大規模火災想定し合同訓練
2020年2月11日(火)(愛媛新聞)
離島での大規模火災を想定した合同消防訓練がこのほど、新居浜市大島を主会場にあり、市消防本部、新居浜海上保安署、市消防団などの約100人が初期消火や放水の手順を確認した。
大島港近くで火災が起こり、住宅に燃え広がったと想定。新居浜海保の監視取締艇「ぷれあです」で市北消防署員や川東消防団員を大島に輸送したほか、巡視艇「はまぎく」のポンプで海水をくみ上げ、ホースで中継して放水する手順を確認した。
消防団の大島分団と大島連合自治会も初期消火に臨んだ。
市消防本部と新居浜海保が1月29日に結んだ消防業務協定に基づき、2月4日に初めて実施。協定では船舶火災、水難事故、島しょ部での災害などで新居浜海保の船舶による人員、資機材の輸送、消火、救助の協力を定めている。
新居浜海保の佐藤正之署長は「訓練や情報交換で関係を密にして、地域の安全、安心に尽力してもらいたい」と求めた。市北消防署の村上宏之署長は「連携を強化するためにも合同訓練の継続が必要になる」と話した。
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February 11, 2020 at 12:01PM
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