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住宅火災を減らした火災警報器 火災発生時に鳴らないことも - ウェザーニュース

命と住宅を守る警報器ですが、多くの家庭が設置している電池式の警報器は、電池も警報器本体も寿命がおよそ10年とされています。設置から長期間たった警報器は、「いざ」というとき作動しないことがあるので、消防庁は定期的な作動確認をするよう呼びかけています。

作動確認は簡単で、ボタンを押したり、紐を引いて「ピッ、ピッ、ピッ」などと鳴ればOK。鳴らなかったら電池切れか、本体電子部分の寿命、またはその両方の可能性があるので、電池や本体を交換してください。原因が分からないときは、取扱説明書を確認するか、メーカーに問い合わせましょう。

また、東京消防庁はこうした作動確認のほかに、次のような警報器のお手入れを月に1回行うよう呼びかけています。

【お手入れ】
警報器にホコリが付くと火災を感知しにくくなります。汚れが目立ったら、乾いた布で拭き取りましょう。特に台所に取り付けた警報器は、油や煙などにより、汚れがつくことがあります。布に水や石けん水を浸し、十分しぼってから汚れをふき取ってください。

「住宅用火災警報器」の普及率は年々上昇しています。火災を起こしたら自分の家だけでなく近隣も延焼することがあります。警報器を寝室・廊下・階段など条例で義務付けられている箇所に設置していない家は全国に約3割あります。生命と住宅を守る警報器をぜひ設置してください。

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March 06, 2020 at 03:00AM
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