在宅勤務中の方、仕事捗ってますか?
さまざまなしがらみから解放されて喜んでいる方、慣れない環境に生産性が落ちてしまっている方など、人によって違いがあると思いますが、この騒動が収束した後、オフィスはどう変化するのでしょうか?
FAST COMPANYでは、グローバル不動産総合サービスを展開するCushman & Wakefieldが提唱する「コロナ禍 収束後の新しいオフィスの形」を紹介しています。
果たしてこれが新たなオフィスの新常識となるのか?早速詳細をチェックしてみましょう。
他者と距離を保つ「6フィートオフィス」とは

記事内では、これまで数多くのオフィス物件に携わってきた同社が、これまでの経験とWHOからのデータ、また医学的な専門家たちのアドバイスをもとに新たな「6フィート(約183cm)オフィス」なる概念を生み出したとのこと。
すっかり日本でもお馴染みになった言葉「ソーシャルディスタンス」をテーマとし、オフィス内で人が近づきすぎないよう、さまざまな仕組みをオフィス内に施しています。
個人デスクには円形カーペット
今でもスーパーなどで立ち位置がマークされているように、何か目に見える仕組みがないと、私たちはどうしても無意識的に距離を縮めてしまいます。
こうした点を考慮し、同社は個人の作業スペースを確保させるだけではなく、デスクの下に6フィートを意識するようデスク周りに円形カーペットを敷くことを提案しています。

フロアには、一方通行の矢印マーク
また、フロアには矢印マークで順路が示されており、オフィスは原則時計回りの一方通行としています。この手法は実際に病院内でも医療従事者が病原菌を広めないために導入されているのだそう。
さらに記事では、音の鳴るビーコンを設置し、人が近づきすぎた時にはアラートが鳴るようにしておく、という方法も紹介。
そんな大げさな!とも思いますが、視覚的効果だけでは慣れてくるとついだらけてしまうもの。ビーコンが鳴ればさすがにオフィス全体にも迷惑がかかりますから、さらに強制力は高まりそうですね。
1日1枚使い捨てワークシート
工夫はソーシャルディスタンスに関することのみではありません。
この6フィートオフィスでは、従業員は毎朝出社すると使い捨てのワークシートを取り、自分のデスクに敷き、終業を終えて帰宅する際には使用済みのワークシートは廃棄します。
デスクに直接接触するスペース・機会を減らすことで、菌を繁殖させない仕組みです。このあたりは環境資源の問題も考慮した上で、サステイナブルなシートの運用も検討しながら、個人レベルでも実行できるかもしれませんね。
さらなる課題も
ご紹介した方法はたしかに重要で、少なからず感染拡大に功を奏してくれそうなものばかりですが、同社のDespina Katsikakis氏によると、これらの取り組みだけではウイルス対策としては十分ではない、と記事内で述べています。
「オフィス内の空気の濾過は、我々が中国から学んだ教訓の中でも唯一、そして最も重要ともいえる課題です。」
「FAST COMPANY」より翻訳引用
同氏によれば、オフィス内の空気濾過状況は決して良い状態のものではないとしており、仮に人の距離や物理的な接触について注意をしても、この問題がまだ大きく立ちはだかっているとのことです。
さて、未来のオフィスは一体どうなるのでしょうか?
オンライン化が加速すると、そもそもオフィスは不要、もしくは縮小、というケースも出てくるかもしれません。
いずれにせよ、今のうちからこれからの働き方に向けて個人単位で、また組織単位で準備をはじめておけると良いですね。
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Image: Shutterstock
Photo: courtesy Cushman & Wakefield
Source: FAST COMPANY,courtesy Cushman & Wakefield
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April 30, 2020 at 07:01PM
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アフターコロナでオフィスはどう変化する?米不動産大手が提案する新しい形は - Lifehacker JAPAN
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