
ギャラリーを併設したシェアオフィス「アトリエ宝来」が奈良市内にオープンした。画家のアトリエだった建物をリノベーション。県産木材を使った家具や木工品をふんだんに配し、従来の会議室とは一線を画すアートな空間となっている。新型コロナウイルス感染拡大の影響でテレワークが浸透する中、新時代のオフィス環境として注目を集めそうだ。
シェアオフィスを手掛けるのは、同市のコンサルタント会社「ソルナ・クリエイト」。大川健社長(58)は「外出自粛でテレワークなど新たな働き方を考えている人も多い。大阪などの都会に出ず、奈良の自然を感じながら働く方法もある。そのモデルケースとなれば」と語る。
アトリエ宝来は近鉄尼ケ辻駅の西に位置し、周辺には垂仁天皇陵や唐招提寺がある。自然豊かで落ち着いた雰囲気の中にたたずむ3階建ての一軒家だ。
大川さんは平成30年に奈良市出身の洋画家、故・冨田啓介さんの自宅兼アトリエだった建物を購入。開放的な吹き抜けを生かしたコワーキングスペースに改装し、アトリエに残されていた冨田さんの絵画を飾ろうと思い立ったという。
「今までのコワーキングスペースやシェアオフィスは『会議室のようで魅力を感じない』という声をIT起業家から聞いていた。奈良ならではの魅力を存分に引き出そうと思った」
貸しギャラリーとして活用する1階の天井は県産杉材で仕上げ、「下市木工舎 市ichi」(下市町)の椅子や「GREEN FOREST」(吉野町)のテーブルなど、県内の工房が手掛けた作品が並ぶ。
2階のシェアオフィスは、キャスター付きの机とロッカーで自由自在にレイアウト可能。独立性の高い構造で、コロナ禍のテレワークにはうってつけだ。3階のスタジオでは、オンラインによるセミナーや会議を開催できる。
シェアオフィスは5月に開設。すでに4社が入居し空きがなくなった。ギャラリーは今月から使用受け付けを始めた。料金は2時間3300円、1日(午前9時~午後8時)1万3200円。問い合わせはソルナ・クリエイト(0742・55・8998)。
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June 04, 2020 at 05:01AM
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