エコカプセル社が開発した「スペース」
Ecocapsule
- エコカプセル社は、オフグリッド対応でスマートホーム機能付きのマイクロユニット「スペース」を発表した。
- 無駄をそぎ落としたデザインで、太陽光パネルを搭載し、オフィスやゲストルーム、追加の部屋として利用できる。
- 面積は約6.3平方メートル。約600万円で販売中だ。
ミニマルなライフスタイルを体現する「タイニーハウス」に続き、「マイクロユニット」が登場した。これと比べると、タイニーハウスは大邸宅のようだ。
スロバキアの首都ブラチスラバを拠点とするエコカプセル(Ecocapsule)社は、オフグリッド(送電網や水道に接続していない状態)に対応可能なマイクロユニット「スペース(Space)」を6月初旬に発表した。同社によると「巨大な卵のような魅力的なデザイン」だという。
同社は2018年に、「スペース」の原型となる、太陽光と風力で発電する「エコカプセル」を発表している。
2018年に発表した「エコカプセル」。
Ecocapsule
「エコカプセル」よりもさらに小さな「スペース」は、面積約6.3平方メートル。価格も「エコカプセル」より安く、5万6000ドル(約600万円)から。「顧客の要望に応えて、より多くの人が入手できる価格を実現し、より快適に使えるように、この『スペース』を開発した」と、同社のデザイン・ディレクター兼CEOのトマス・ザチェック(Tomáš Žáček)は述べた。
Ecocapsule
「スペース」は、必要であれば送電網への接続も可能であり、より幅広い層の顧客が利用しやすいものとなっている。「エコカプセル」と同様に、オフグリッドに対応し、取り外しができる太陽光パネルを搭載している。また、スチールを断熱材で覆った壁は、好きな色にカスタマイズできる。
Ecocapsule
内部はあえて無駄がそぎ落とされ、さまざまな用途に利用できる。ベーシックバージョンの場合、床材は釘などを使わずに敷かれていて、壁には収納棚があり、仕上げは購入者が自由にできる。広くはないが、2人の大人が眠れるスペースがある。家具を追加で購入することも可能だ。
Ecocapsule
内装をどうするかによって、あらゆる用途に対応できるだろう。エコカプセル社が提案するのはホームオフィス、ゲストルーム、コテージやハウスボートの追加の部屋といった用途だ。このデザインのファンで、オリジナルの「エコカプセル」の部屋を増やしたい際にも使えるだろう。
さらに同社は、従来のホテルよりも人との接触が少ない環境を作ることができるので、出張やリゾートステイ用の客室への活用も提案している。
Ecocapsule
「スペース」のサイズは縦4.6メートル、横2メートル、高さ2.4メートルとかなり小さい。重さは約1.4トンで、平均的な乗用車よりは軽い。
太陽光パネルとバッテリーを搭載し、外部からも充電できる。その電力は内部のLEDライトや、標準装備のスマートホームシステムに使用される。スマートホームの機能はスマートフォンのアプリで操作が可能。オプションで通信ネットワークへ接続することもできる。その他の追加機能として冷暖房があり、これは「スペース」をどこに設置するかによって必要になることもあるだろう。
以前の「エコカプセル」は、発売から2年を経て、今や世界中で利用されるようになった。「スペース」もそれに続くことだろう。
(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)
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June 25, 2020 at 01:47PM
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ホームオフィスやゲストルームに…卵のような極小の居室ユニット - Business Insider Japan
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