そのごみ出し、火災出すかも 県内処理施設や収集車での発生増
山形市の立谷川リサイクルセンターによると、昨年度、同施設での発火・発煙は210件で、5年前の約20倍に上る。原因の大半を占めるのが加熱式たばこやモバイルバッテリーに含まれるリチウムイオン電池だ。過度な衝撃が加わるとショートして熱を持ち、火が出る場合がある。火災が起きるとセンターの復旧まで時間がかかり、計画した量のごみを処理できなくなるという。
同施設では、昨年2月から火災を未然に防ぐ手作業の分別(ピックアップ回収)に力を入れている。1日に回収される約3トンの雑貨品・小型廃家電類ごみの中から平均20個、多いときには30個以上見つかるといい、安達旭所長は「すべてのごみを点検するのは難しいのが実情だ」と訴える。
ごみの不分別は収集業務の妨げにもつながる。先月28日、同市元木1丁目で、収集車荷台のゴムの一部が燃える火災が発生した。同市でごみ収集を請け負う山形環境保全協同組合によると、原因は、燃やせるごみの中にリチウムイオン電池が入っていたことだった。
同組合では昨年、収集作業時、ルールが守られていない1万8千袋に違反シールを貼った。一つずつ点検し、シールに違反理由を記入するため作業員の負担が増え収集も遅れる。分別の仕方は自治体により異なる=表。同組合の渡辺明事務局次長は「捨て方が分からない時は自分だけで判断しないでほしい」と話し、山形市のホームページにある「家庭ごみ分類検索システム」の活用を求めている。
【各ごみ処理組合のリチウムイオン電池の処理方法】
▽山形広域
電池類(充電池が取り外せなければ本体ごとで可)
▽西村山広域
別の透明な袋に入れ、不燃(本体ごとで可)
▽東根市外2市1町
店頭回収が望ましいが、やむを得ない場合は別の透明な袋に入れ、不燃(本体ごとで可)
▽尾花沢市大石田町
店頭回収が望ましいが、やむを得ない場合は別の透明な袋に入れ、乾電池・ライター
▽最上広域市町村圏
店頭回収が望ましいが、やむを得ない場合は充電池を取り外し、乾電池の専用ボックス
▽酒田地区広域
店頭回収のみ
▽鶴岡市
店頭回収が望ましいが、やむを得ない場合は別の透明な袋に入れ、蛍光管・乾電池
▽置賜広域
店頭回収が望ましいが、やむを得ない場合は不燃
"火災" - Google ニュース
June 20, 2020 at 06:14AM
https://ift.tt/3fDhQ7h
そのごみ出し、火災出すかも 県内、処理施設や収集車での発生増 - yamagata-np.jp
"火災" - Google ニュース
https://ift.tt/2LdYpVS
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "そのごみ出し、火災出すかも 県内、処理施設や収集車での発生増 - yamagata-np.jp"
Post a Comment