台風10号が長崎県内に接近した6~7日、長崎市や佐世保市で、火災が起きていないのに自動火災報知設備が鳴って消防が出動する例が相次いだ。感知器の仕組み上、湿気の多い日に作動してしまう例が多いという。消防は火災以外で鳴ったときにはすぐに点検を受けるよう呼びかけている。
長崎市消防局では、6日夜から7日午後までに災害出動が50件超あった。一方、集合住宅などの火災報知設備が鳴っているという通報に基づいて出動し、火災ではなかったケースが16件あった。7日に約70件の災害出動があった佐世保市消防局では、12件が自動火災報知設備の鳴動によるものだった。両消防局管内で実際の火災はなかった。
昨年度の火災報知設備の鳴動による出動は、長崎市消防局で251件、佐世保市消防局で156件。多くの通報が、台風接近時に集中した形だ。
自動火災報知設備は消防法で、…
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September 12, 2020 at 07:30AM
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火災報知設備、台風10号に反応? 相次いだ消防出動 [台風10号最新情報] - 朝日新聞社
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