2020年09月06日19時33分
【コロンボAFP時事】インド洋の島国スリランカ沖で火災を起こした石油タンカー「ニュー・ダイヤモンド」(全長330メートル)は6日までに、スリランカ沿岸から約75キロの沖合にえい航された。27万トン以上の原油とディーゼル燃料を積んでおり、環境被害を危惧する見方が高まっているが、当局者によると、これまでのところ流出はしていないという。
クウェートからインドに向かっていたパナマ船籍のニュー・ダイヤモンドは3日、機関室で爆発が起きて出火し、遭難信号を出した。インド沿岸警備隊とスリランカ海軍が救助活動に乗り出し、火災は鎮圧されたが、タンカーからは大きな煙が立ち上り、救助船による消火活動が6日も続いた。
当局者によると、喫水線から約10メートル上の船体に亀裂が生じているものの、船体に重大な支障を及ぼす恐れはないとみられるという。スリランカ海軍によれば、英国とオランダの専門家10人が6日にスリランカ入りし、被害状況を調べる。 ![]()
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September 06, 2020 at 05:33PM
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火災タンカー、油流出なし スリランカ沖にえい航 - 時事通信ニュース
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