JR東日本は9月3日、シェアオフィス事業を拡大すると発表した。これまでも30カ所を展開していたが、今秋18カ所を新たに開設。リモートワークが急速に浸透する中、場所にとらわれず働きたい人のニーズに応える。
これまで電話ボックス型の「STATION BOOTH」やコワーキングスペース「STATION DESK」の他、提携するホテルメッツの空室なども活用し、30カ所を展開してきた。今後1年以内に100カ所に増やし、25年度までに全国1000カ所に展開する計画だ。
同社によると、「集中して作業を行いたい」「周囲を気にせずWeb会議を行いたい」といったニーズが高まり、利用が増えているという。今後は設置する駅を増やすだけでなく、提携する事業者も募集して拡大していく。
この他、これまで集合型オフィスにあった会議室やプロジェクトルームを切り出し、ミーティングブースや月単位で借りられるスモールオフィスとして提供するサービスも計画している。
新幹線などでワ―ケーションに行けるプランも提供する予定だ。具体的には、スキー場「GALA 湯沢」(新潟県湯沢町)付近でワーケーションができるツアーを開催。10月上旬からモニターを募集する。ホテルファミリーみなかみ(群馬県みなかみ町)など、対象の宿泊施設を定額で使えるプランも導入する予定だ。
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JR東のシェアオフィス、今秋48カ所に拡大 「周囲を気にせずWeb会議」で需要増 - ITmedia
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