8日、東京・渋谷区のアパートで起きた火災。
営業自粛が解除され、火を扱う飲食店も増える中、新型コロナ対策に潜む火災リスクにも注意が呼びかけられている。
秋田市消防本部が行った実験では、透明なシートに火をつけると、一気に炎が上がり、瞬く間に燃え広がった。
燃えていたのは、最近よく見かけるようになった飛沫(ひまつ)防止用のシート。
こうした危険を、店側はどう受け止めるのか。
そこで、取材班は都内の飲食店へ。
この「居酒屋 花門」では、カウンターにキッチンと客席を隔てる飛沫防止シートを設置。
シートの火災リスクについて聞いてみると...。
コルドバッチェ マンスール店長「ちょっとびっくりしましたね。この建物古いので、これに火がついて建物燃えたら、本当に大変なことになっちゃう」
シートは火元から離れた場所に設置され、一見すると危険はないように見える。
コルドバッチェ マンスール店長「お客さんを守る、自分たちを守る、お店を守るシートなのにお店が燃えることになったら困る」
しかし、ふとした行為が、想定外の出来事に発展したケースも。
2020年4月、大阪府内のショッピングセンターで、ライターを買おうとした客が試しに点火したところ、レジカウンターにあったシートに引火。
シート全体に燃え広がる事態となった。
さらにもう1つ、身近な感染予防アイテムといえば「アルコール消毒液」。
街では、「きょうも3~4回つけてますね」、「出先でアルコール消毒できるようにジェルは持ち歩いてますね」などの声が聞かれた。
しかし、家庭でも使われるこの品にも、思わぬ落とし穴が。
東京消防庁が公開した実験映像では、消毒用アルコールを加熱中の鍋の近くで噴射すると、一瞬で燃え上がる。
暗いところでは、青白く見える炎だが、明るいところだと炎が見えにくく、火災の原因となることも。
また、アルコールは灯油や軽油よりも引火しやすいのが特徴。
家庭に限らず、焼き肉店やバーベキューのときなど、火の近くで使用すると燃え移る危険もある。
大阪市消防局もこのような映像を公開し、アルコール消毒液の取り扱いに注意を呼びかけている。
コロナ危機にともなう新たな日常には、これまでにない注意も求められている。
(FNNプライムオンライン6月9日掲載。元記事はこちら)
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June 09, 2020 at 04:32PM
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