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リモートワークで気づいたオフィスワークのムダに感じることランキング!男女1,010人にアンケート調査 - 時事通信

[Biz Hits]

「オフィスワークのムダ」についての意識調査

株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、SMG菅原経営株式会社CEOの菅原由一氏監修の元、全国の男女1,010人を対象に「オフィスワークのムダに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
詳細はこちら( https://media.bizhits.co.jp/archives/5420

今回、予期せぬ事態から、急にリモートワークになった人も多いことでしょう。
現在は通常出勤に戻った会社、しばらくはリモートワークが続く会社など状況はさまざまだと思いますが、

「ずっとリモートワークがいい…」
「やっと会社に行けてうれしい」

など、思いも人それぞれだと思います。

そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディア「Biz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )は、リモートワークとオフィスワークの両方を経験した男女1,010人にアンケート調査を実施。

リモートワークをしたからこそ気づいた「オフィスワークのムダ」についてランキング形式でまとめました。

調査結果に対して、SMG菅原経営株式会社( http://smg-pdca.jp/ )CEOの菅原由一氏からご考察いただきました。

調査概要

調査対象:リモートワークを経験した全国の男女
調査人数:1,010人(男性447人/女性557人/未回答6人)
調査期間:2020年7月15日~7月29日
調査方法:インターネットによる任意回答

回答者の属性

調査結果サマリー

・「リモートワークのほうがよい」が67.4%
・リモートワークで実感したオフィスワークのムダ1位は「通勤時間」
・オフィスワークのメリット1位は「コミュニケーションがスムーズに取れる」

「リモートワークのほうがよい」が67.4%

リモートワークとオフィスワークの両方を経験した男女1,010人に「リモートワークとオフィスワークどちらがいいか」聞いた結果、「リモートワーク(32.5%)」「どちらかというとリモートワーク(34.9%)」と回答した人が合わせて67.4%に。

両方経験した結果、7割近くの人が「リモートワークの方がいい」と感じているとわかりました。

リモートワークで実感したオフィスワークのムダ1位は「通勤時間」

リモートワークとオフィスワークの両方を経験した男女1,010人に、「オフィスワークでムダだと思うことは何か」を聞いたところ、6割以上の人が「通勤時間(664人)」と回答しました。

次に多かったのは「会議・朝礼(456人)」で全体の4割強、次いで「雑談(89人)」「紙の資料(82人)」と続きます。リモートワークを経験したことで浮き彫りになった「オフィスワークのムダ」について紹介していきます。

◆1位 通勤時間
・自宅から会社まで通勤時間が片道1時間20分。リモートワークだとこの分長く寝られて身体もラク(40代 男性 エンジニア)
・毎日往復3時間、なんて無駄な時間を過ごしているのだろうと思った。朝1時間も余裕があれば洗濯などができ、夕食も時間を使って用意できるので、コンビニやお惣菜に頼ることもなく経済的だった(20代 女性 事務職)

「嫌だな…」と思いながらも日常になっていた通勤時間。
リモートワークを経験したことで、あらためて「通勤ってなんてムダな時間なんだろう」と痛感した人が多数いました。
通勤がないぶん、睡眠、趣味、家事、家族に時間を使えて生活が充実した、満員電車や渋滞のストレスから開放されて心穏やかに過ごせたとの声が多く聞かれました。

◆2位 会議・朝礼
・無駄に長い会議は省略しても成り立つことが証明された(30代 男性 営業職)
・定例会議はWebで十分。ただの数字発表会だった(30代 男性)
・今回を機にすべてWeb会議になった。他支社の人がわざわざ本社に出張してまでする今までの会議は何だったのかと思う(30代 女性 事務職)

毎日の朝礼、報告や情報共有だけの定例会議、だらだらと続く会議は「時間のムダ」という声が多数。
会議室の確保や出席者の日程調整、書類のコピーや配布など、準備にかかる時間がムダとの意見もありました。
会議に参加するためだけに定期的な出張を行っている会社も多く、「交通費も移動時間もムダ。Web会議で十分」との声も聞こえてきました。

◆3位 雑談
・会議や打ち合わせ中のダラダラ話している時間。ある程度の脱線や雑談は気分転換になるが、その分仕事が遅れる(30代 女性)
・オフィスワークの良さとして「雑談しやすい」や「相談しやすい」などが挙がるが、相手の貴重な時間を奪っていることも認識すべき(40代 男性 エンジニア)

仕事中に話しかけられたり、会議中のムダな雑談に時間が奪われたりすることにストレスを感じる人が多いようです。
ちょっとした会話から仕事のアイデアが生まれたり、気分転換になったりと、雑談は悪いことばかりではありませんが、雑談に対する感じ方は人それぞれ。話しかけるタイミングには注意した方がよさそうですね。

◆4位 紙の資料
・紙の資料を印刷して配るのが無駄。リモートではPDFにして送信するだけなので、時間と紙が無駄にならない(20代 男性 エンジニア)
・書類がなくても、メールやファイルのやり取りでどうにでもなると思った(40代 女性 旅行手配業)

紙ベースの報告書、申込書などの作成や、パソコンで見られる資料をわざわざ印刷することに対してムダと感じている人が多くいました。
とくに会議資料は、コストだけでなく印刷や配布といった準備時間がムダとの声も。
一方で、「パソコン画面より紙の方が見やすい」「オフィスにいると過去の資料がすぐに見られて便利」のように、紙の利便性を感じている人も少なくありません。
リモートワークの定着には、「デジタル化」や「ペーパーレス化」への慣れも重要であるとわかります。

◆5位 ランチの時間やお金
・親しくもない人たちと休憩時間を合わせて食事をするのは、時間の無駄と改めて思った(30代 女性 WEBディレクター)
・ランチ代がムダ。同僚とのおつきあいも兼ねていたが、月あたりの費用が大きいことに気づかされた(30代 女性 事務職)

気の合わない人とランチする時間、お店を探す時間、行列に並ぶ時間がムダとの声が多く聞かれました。
毎日のランチ代がバカにならないとの声も。

◆6位 ハンコ文化
・「なんでこんなものに上司の印鑑が必要なんだ」というものが多々ある(50代 男性 編集者)
・議事録や起案書の印鑑を理事長から直属の上司まで、全員分もらわないといけない(30代 女性 事務職)

ハンコ文化は、リモートワークの定着を阻害する問題の一つです。
「上司の印鑑がないと仕事を進められない」という状況は多く、リモートワーク中、押印してもらうためだけにわざわざ出勤した人も多いのではないでしょうか。
リモートワークを定着させるには、ペーパーレス化と合わせ、印鑑にこだわらない承認方法に変える、電子印鑑や電子署名を導入するといった方向に進めていく必要がありそうです。

◆7位 飲み会
・毎回断るのは申し訳ないので参加することも多かった飲み会。リモートワークになり行くことがなくなって、「仕事終わりってこんなに時間があったんだ」と気づいた(30代 女性 事務職)
・飲み会も回数が多すぎると無駄と感じる(40代 男性 建設業)

強制参加や気の進まない飲み会、頻繁な飲み会にお金や時間を費やすことをムダと感じる人が多いようです。
ランチと違って飲み会は時間も長いため、早く家に帰ってゆっくりしたい人や、やりたいことがある人にとっては苦痛な時間かもしれませんね。

◆8位 電話の取り次ぎ
・内線は、直接個人の携帯に電話すればいい(30代 女性 事務職)
・電話取り次ぎなどの割り込み作業は、集中する時間が削られる(50代 男性 エンジニア)

たしかに、最初から本人の携帯にかけた方が効率的ですよね。
最近は電話応対を苦手と感じる人も少なくありません。本人への直接の電話であれば、取り次ぎや伝言・メモを残すといった手間がかからないだけでなく、ムダなストレスも減りますね。

◆9位 オフィス
・おしゃれで大きなオフィスの維持費はムダ(40代 女性)
・リモートワークで人数調整をすればオフィスの規模縮小も可能。オフィスそのものの規模がムダ(40代 男性)

リモートワークで十分に機能する会社の場合、オフィス自体が不要、または広いスペースは必要ないという声もありました。
オフィスをなくしたり規模を縮小したりすることで、賃料カットができますし、リモート率を増やせば交通費の削減にも役立ちますね。

◆10位 不必要な残業
・上司が残っているから帰るに帰れない無駄な残業(50代 女性 ライター)
・仕事が終わってるのに定時まで会社にいなくてはいけないこと(40代 男性 事務職)

日本人は良くも悪くも人に合わせる習性があり、「みんなが残業をしていると帰りにくい」と思う人が多いです。
近年は、残業NGの企業も増えましたが、依然として「上司より先には帰れない」といった古い慣習が残る会社も。
自分の仕事をきっちり終わらせているのに、上司や周りに合わせてムリに仕事を作ったり、時間をつぶして残業を装うことにムダさを感じているようです。

▽SMG菅原経営株式会社 菅原由一氏の考察
通勤時間はプライベートの時間でもなければ就業時間でもないので、ムダと感じる人が多いのでしょう。
支度の時間も含めると、一日のうちの数時間が通勤時間というのは確かに効率的な時間ではないのかもしれないですね。
2位以下の項目は、自分のペースで一人で集中して仕事をしたいという方の意見が反映されているかと思います。
通信、クラウド、セキュリティの環境が充実してきたことにより、 一人で仕事を進められることができるようになった時代の流れだと思います。

オフィスワークのメリット1位は「コミュニケーションがスムーズに取れる」

「リモートワークを経験したからこそ気づいたオフィスワークのメリットは何か」を聞いたところ、ダントツの1位は「コミュニケーションがスムーズにとれること(657人)」でした。

不明点をすぐに質問・相談してその場で解決できるため、「仕事がスムーズに進む」との声が多く聞かれました。
また面と向かって話すことで、表情やしぐさからも細かなニュアンスが読み取れるため、

・相手の思いを深く理解できる
・相手の理解度がわかる
・誤解が生じにくい

といったメリットも大きいようです。
何気ない雑談からアイデアや気づきが得られる、聞こえてくる会話から情報を得られるという声もありました。

4位の「息抜き・気分転換になる」や、5位の「連帯感が生まれる・励みになる」も、直接コミュニケーションを取れるオフィスワークだからこそのメリットですね。

・相談・報告が直接でき、すぐに適切なアドバイスがもらえる(40代 男性 営業職)
・何気ない雑談での気づき。他人が話しているのを聞くだけで情報がアップデートされる(50代 男性 事務職)
・リモートは、伝えるための準備に時間と手間がかかる。オフィスなら共に作業を見ながら話せば5分で解決できる(30代 女性 デザイナー)
・同僚たちとのおしゃべりにずいぶん助けられていた、ストレス解消になっていたとリモートワークをしてしみじみ感じる(60代 女性 事務職)

2位の「オン・オフの切り替えができる」では、通勤があることで気持ちが仕事モードに切り替わる、自宅には誘惑が多く集中しにくいという声が聞かれました。

3位は「仕事の環境が整っている」でした。
パソコン機器やネットワークの充実度は、やはりオフィスが圧倒的で、仕事に必要なものがすべてそろっているため、効率よく仕事ができるという声が多く聞かれました。

・通勤時に気持ちのオンオフの切り替えができる。場所を変えることで「今から仕事をする」と気持ちが切り替わる(30代 女性 事務職)
・ネットワークの安定性、セキュリティの安全性など、普段は意識しないが、会社がきちんと整備してくれていることを感じた(40代 女性 経理)
・自宅でそれなりの仕事環境を作るには、スペースや金銭的な問題もある。快適な環境で仕事ができるのはオフィスワークの良さだと感じた(50代 女性 事務職)

▽SMG菅原経営株式会社 菅原由一氏の考察
オフィスワークを好む人は、人とのかかわりを好む傾向がありますね。

人とかかわりながら仕事を進めていくことにやりがいを感じ、 逆にプライベートは自分の時間を大切にするというメリハリをはっきりされる人が多いのではないでしょうか。

まとめ

リモートワーク派でも、オフィスワーク派でも、「どちらかが100%よい」と思っている人はそれほど多くありません。

双方のよい面をうまく取り入れること、また、これまで意味もなく続けてきた悪習を思い切って捨てることが、これからの働き方を考えるうえで重要なのかもしれません。

▽SMG菅原経営株式会社 菅原由一氏の考察
リモートワーク賛成派とオフィスワーク賛成派に共通して言えることは、仕事を効率的にするためにはどちらが良いかを考えて回答している点です。
業種、仕事内容は様々なので、どちらが効率的かを検証して取り組めれば良いかと思います。
コロナ禍でリモートワークが進んだことは、多様な働き方ができることを知る良いきっかけだったと思います。
どちらかではなく、状況に応じて使い分けるのがよいのではないでしょうか。
その際に大切なことは、自分だけの効率化を考えるのではなく、会社全体の最適化を図るためにどうすればよいかを考えることです。
長期間リモートワークを続けると、また回答が変わってくるかもしれないですね。

■監修者紹介

菅原 由一(すがわらゆういち)氏
SMGグループ
・SMG菅原経営株式会社
・SMG税理士事務所
・SMG社会保険労務士法人
CEO、税理士、資金繰りコンサルタント
ブログ「菅原の黒字経営の極意!( https://ameblo.jp/sannet/ )」。
全国の税理士人気ブログランキングで第1位を獲得。
著書「会社の運命を変える究極の資金繰り」Amazonランキング第1位獲得!
元国税調査官の師匠からの学びにより、圧倒的に税務調査に強い税理士として知られ、税務調査立会い依頼が後を絶たない。
銀行が絶賛する独自資料の作成で赤字会社も含め融資実行率は95%以上。
顧問先の黒字企業割合は85%を実現し、全国平均30%を圧倒的に凌ぐ。

これまで500本以上のセミナー講師を務める。

※セミナータイアップ企業
「Google」「ミズノ」「ENEOS」「アパホテル」「日本政策金融公庫」
「メットライフ生命」「タナベ経営」「船井総合研究所」「アチーブメント」
「商工会議所」「ライザップ」「プルデンシャル生命」「チャットワーク」など

SMG菅原経営株式会社 : http://smg-pdca.jp/
SMG経営者塾 : http://keieishajyuku.jp/

■会社概要
社名   : 株式会社ビズヒッツ
所在地  : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者  : 代表取締役 伊藤 陽介
設立   : 2009年1月19日
資本金  : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL   : https://bizhits.co.jp/

企業プレスリリース詳細へ (2020/08/06-13:46)

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August 06, 2020 at 11:46AM
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