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6月の「声出しエリア」は3000人限定! 湘南・磐田・福岡は“声出し対象試合”かけてルヴァン杯最終節へ | ゲキサカ - ゲキサカ

 Jリーグは17日、公式試合で制限されていた声出し応援の解禁に向けて、6月上旬から「声出し応援エリア」「声出し応援席」を段階的に導入していくことを決めたと発表した。ステップ1の対象試合は2試合。声出しエリアに入れるのはホーム・ビジター合計3000人までに限られ、専用チケットの争奪戦が予想される。

 Jリーグは政府の基本的対処方針に基づき、6月上旬から7月にかけて数試合で運営検証を行っていく予定。ステップ1の対象試合には6月4日か11日に行われるルヴァン杯プレーオフステージの鹿島アントラーズ戦(カシマ、対戦相手は後日決定)、同12日に行われるJ2第21節東京ヴェルディ対いわてグルージャ盛岡戦(味スタ)の2試合が決まった。

 声出しエリアの対象試合は過去の実証実験の調査実績や、チケットの販売状況などによって選定。当該試合は政府方針により、スタジアム全体の収容率を50%以下(あるいは5000人の多いほう)に制限する必要があるため、チケット販売数の減少は避けられないが、それでも声出し解禁を希望したホームクラブの主催試合が選ばれた。

 ステップ1は最も厳格な条件とガイドラインで実施。声出しエリアへの入場はホーム・ビジター合計3000人までに限られる。

 対象試合に選ばれたルヴァン杯プレーオフステージの鹿島の対戦相手は18日のグループステージ第6節の結果を受けて決まる。鹿島がA組1位の場合はD組2位、A組2位の場合はD組1位と対戦。D組は湘南ベルマーレ、アビスパ福岡、ジュビロ磐田にプレーオフステージ進出の可能性が残されているが、グループステージ突破の動向だけでなく、声出し解禁の可否も大きな注目ポイントとなりそうだ。

 Jリーグは引き続き声出しエリアの設置を希望するクラブを募集。7月からはホーム・ビジター合計7000人を声出しエリアに収容できるステップ2に移り、6試合程度を実施する予定となっている。また8月中にはさらに対象試合を拡大し、希望する全クラブに声出しエリアの設置を認める方針としている。

(取材・文 竹内達也)


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